千葉県東金市東金1407
0475-52-2634
16:00〜20:30
定休日:不定休
地図
久しぶりに「銭湯」へ行ってみた。
前回の「東千葉 喜代の湯」は千葉県とは言え、まずまず人口の多い街中の銭湯だったが、今回訪れた「松の湯」は田舎町の共同浴場と言う風情。
立地としては東金駅から徒歩5〜6分というとこか、松美庵はクルマで行ったので距離感は無いが、地図で見るとそんなもんだ。東金駅西口を降りて県道まで出て左へ曲がり、信号をひとつ越えて300mほど先に福屋という荒物屋さんの角を右へ曲がって150mぐらい先の右側。
地図を見てもらうとわかるが、八鶴湖がすぐそばにある。松美庵は開店時間よりちょっと早く到着したので湖畔に出てみた。中々景色良い湖である。(湖というより池程度の大きさ)
もしこれが人口の多い地域だったら、湖畔でのジョギング帰りの客で松の湯は大繁盛だろう。でも湖畔にはほとんど人は無くひっそりとしている。
写真を見ての通り昔ながらの銭湯で、併設されるコインランドリーも無し。入口や建物は昭和のまま。
中に入ると「狭い」というのが第一印象。でも昭和の風情はそのままだ。脱衣所から縁側があってちょっとした庭があり池に金魚が泳いでいた。脱衣所ではその庭を見ながら休憩できるテーブルとイスが置いてある。
浴場も狭い。浴槽は3畳ほどの大きさがひとつだけである。それがまた熱いの何の、水温を見たら45度だった。足先だけ浸かっているだけでも汗が出てくる。
ただ嬉しいのは富士山の絵が描いてあること。男湯は赤富士、低い仕切りの先に見える女湯は雲の上の富士。
桶はここでもケロリン健在!固定式のシャワーがあり、これもやたらと熱かった(~_~;)。
ということでお風呂自体はさほどの魅力は無いが、建物、周辺環境や田舎町と言う点ではレトロな雰囲気を味わえる、心休まる銭湯だと思う。